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復調はホンモノ? 【6.16 GVCマリンフィールド】

 タイガースは交流戦全日程を終了し、ペナントレース再開までの中休みの状態にある。
この時期に梅雨前線に台風が重なり日程が消化できないでいた4チームは気の毒だ。
直近のタイガース打線は西武ドームで13安打を放って3点のビハインドをひっくり返し、
千葉に乗り込んで連戦をそれぞれ16安打、17安打と打線が爆発した。
テレビ中継の実況席でも「阪神打線に復調の兆し」との論調も目立ち始めてきたようだが、
それなら、なおのこと5日間の中休みは痛し痒しだという気もしないではない。
ベテランが多いチームゆえにそのあたりの調整で心配することはないだろうが、素人ファンの感覚では、直ぐにでもバッターボックスに入りたい気分ではないかと想像してしまう。
少なくとも新井良太あたりはうずうずしているのではないだろうか。。s_creg.jpg

 この三試合の好調な打線を牽引しているのはクレッグ・ブラゼルだ。
最近20打席で3割5分。何よりも三振が5つしかなく、そのうち見逃し三振が2つもある(Tigers data lab.)のは、一応バッターボックスで好球を待てるようになってきた証しではあるのだろう。
とにかく今までブラゼルはチーム低迷の象徴のような存在だった。
バットにボールを当てる気があるのかと思うほど、ただブンブンと振りまわす。
観客たちは彼が最後のバッターボックスに立ち、2ストライクの空振りを観た途端に一斉に帰りの仕度を始めたものだった。
ヤクルトが不振のバレンティンを二軍に落として調整させたのを、ブラゼルにも当てはめらるのかというと、むしろ怪我を理由に帰国→そのまま退団というコースが容易に想像出来てしまい、私はブラゼルがチームメイトのままでシーズンを終えることはないと半ば確信していたほどだったのだ。

ブラゼルが六、七番の位置で打つようになれば、打線が一気に厚みを増す。
何よりも芯を喰ったときの弾道は未だに脳裏に鮮明で、東京ドームや浜スタで見せた物凄い一発は一生忘れないだろうというほどの破壊力を持つ。
まだ統一球への対応が出来ていないものの、ブラ砲復活に思いを込めて8月の東京ドーム3連戦の(私としては珍しく)外野スタンドのチケットを買ってしまったのだから、我ながら何と健気な阪神ファンなのだろう(苦笑)。

 さてこの6.16千葉の試合は、そのブラゼルの2ベースで初回に3点を先制した。
この点の取り方が良かった。いや本当はひとり前の新井で決めなければならなかったのが、一死満塁が二死となって、またチャンスを生かせないのかと思った瞬間にブラゼルが走者一掃の右中間2ベースを放つ。これは嬉しかった。
序盤三回で8-1の大量リード。
メッセンジャーの安定感を以ってすれば楽勝の展開なのだが、ロッテ相手の試合は大荒れとなることが多い。
一番記憶が鮮明なのは2007年の2-7の5点差で迎えた最終回に9点を取った大逆転勝利だが、翌年の千葉では鶴のデビュー登板で、0-7と大量リードを奪われるも、最終回に同点に追いつき、最後は9-10でサヨナラ負けを喫した試合もあった。
そもそも2005年の日本シリーズでの濃霧コールド負けの時から両者の対決は波乱含みで、先日の甲子園でも0-6から引分け試合に持ち込んだばかりだから、とてもではないが安心して観るまでには至らない。そもそも7点差といっても残りの回はたっぷりある。

 そして一番の不安は私自身が球場でことごとく勝ち運に恵まれていないこと。
去年の夏の浜スタで引き分けて以来、殆ど勝ち試合にお目にかかることがなく、
改めて数えてみたら、公式戦1勝11敗2分けという成績で、目下6連敗中。
ある意味、私自身が低迷の具現者みたいなものではないかとマジで悩み始めていた。
案の定、タイガースは四回以降、ゼロ行進が続く。そして点差は縮まる一方だ。
最終回に故障中の藤川に代わってマウンドに立った福原。
簡単に2アウトを取ったものの、27個目のアウトになかなか届かない。
しばらく球場でやっていなかった「あとひとり」コールを打者五人にたっぷりとさせられてしまった。



◎6月16日(土)|ロッテ3回戦(QVCマリン)14:00開始/28801人/3時間36分先発:メッセンジャー×香月|スコア:8-5|勝:メッセンジャー/負:香月
※Tigers DATA Lab.
 


author:ZAto, category:阪神タイガース・野球, 23:59
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