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流れ断ち切れず 【4.21横浜スタジアム】

 甲子園の中継を観ていると空席があちこちに点在している。
今日の浜スタは土曜日にも関わらず、内野のスタンドに空席が目立つ。
野球人気の低迷は、地上波放送の激減と低視聴率が根拠のようにいわれ、
その反証で観客動員の好稼働があげられていたが、それもどうも怪しくなってきた。
相手側の外野応援席まで虎ファンが浸食する現象は単なる阪神バブルだったが、
少々天気の怪しい週末だとしても2万人そこそこの動員はやはり寂しい。
それでも昨夜のような試合をやっていれば仕方ないことか。まず当日券が伸びない。

和田豊 大阪でのDeNAベイスターズとの開幕カードは1勝1敗1分という結果だったが、実は3タテ食らう目もあり、今年のベイはやるかもしれないなどとも思っていた。
ところが対戦相手が一巡した段階で、タイガースは首位戦線に留まり、ベイは前田健太にノーヒットノーランを記録されるなど大きく躓いてしまう。
野球は始まってみないと分からないという典型だろうが、ここまでのタイガースは強い勝ち方をした試合が随分と少ないなという印象もある。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という野村語録があるが、どうもタイガースはそんな不思議な勝ちを拾っていた気がする。

 昨日の勝利で中畑ベイスターズはようやく本拠地で片目が開いたらしい。
タイガースは残塁12。相手がお膳立てをしてくれているにも関わらず、あと一本が出ず、ブラゼルの走塁ミスもあって非常に不細工な敗戦を喫した。
今日は試合前にセカンド付近でベースランニングを反復するブラゼルの姿があり、
外国人助っ人とはいえ最低限のことはやるものだと、まずはひと安心。
そして、ブラゼルのその反復練習の成果がいきなり出る。
二回の表は金本のライト前ヒットではサードまで駆け込み、
三回はマートンの2ベースで一塁から一気に迫力満点の本塁生還。
昨日の失敗があったからこその先取点。この「流れ」は非常にいい。
普通ならばチームは乗っていく。

 「負けに不思議の負けなし」はその通りだろう。
結果的に今日も11残塁。敗戦の理由は不思議でもなんでもないのだが、
昨日、今日と「流れ」は絶対に来ているのに点が入らない。
ベイは二度の本塁タッチアウトにゲッツーを焦ってセカンド悪送球。
連日、勝利へのお膳立てをしてもらっているのに、流れが来ないのは不思議といえば不思議だった。

 それにしてもマートン。
打球がグラブをすり抜けてボールがフェンスまで転々としたとき、
「あっちゃー」とスタンドで思わずのけぞってしまった。
そもそも自らのタイムリーでブラゼルの大激走という場面を演出したばかりだ。
普通、この直後にああいうプレーは出ないものなのだが。
こういう不思議が邪鬼の如く顔を出すあたりは、まだまだ弱いということなのだろう。
ま、昨年の浜スタ第一戦のコバヒロによる「四球・四球・死球・暴投・痛打」よりマシか。
そういう「去年よりマシ」と思う心が邪鬼を呼び込むことになるのだが。



◎4月21日(土)|DeNA5回戦(横浜)14:00開始/21506人/3時間22分
先発:スタンリッジ×小杉|スコア:3-4|勝:小杉/S:山口/負:スタンリッジ
※Tigers DATA Lab


author:ZAto, category:阪神タイガース・野球, 14:29
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