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彼岸過迄 【9.27明治神宮球場】

 暑さ寒さも何とやらで、めっきりと気温が下がった神宮外苑。
この時節の蚊は攻撃的で、最後の足掻きで避けても避けてもアタックしてくる。
球場脇のトイレがちょっとした藪になっていて、そこでしこたま蚊に刺された。
頭に来たが、この闘争心を少しは見習って・・・って、虎を蚊に例えても仕方がないか。
そんなこんなで、今月初めの神宮決戦と比べてもテンションの低下は逃れようもなく、
“残り試合数は” “首位との直接対決は” “奇跡を信じて”
ペナントレースのすべてがサンテレビの実況席の世界で完結していたら、
それはそれで楽しいのだろうと思いながらゲートに向かっていた。

 毎年のことながら秋風の吹く頃の神宮では散々な目に遭うが、
9月に入ってから神宮4連敗となると、また今年も風物詩がやってきたかとなってしまう。

s_CA3I0109.jpg スタンリッジが三回裏でマウンドを降りた時、「Why?」と口が動いたそうだ。
自分のふがいない投球に自己嫌悪したのか、早々に交代を告げたベンチへの不満だったのか。
しかし藤井のゲッツーでランナーが消えたバッターボックスでも、何とかフルカウントからフォアボールを選ぶ、少なくともスタンの気持ちは折れてはいなかった。
もしかしたらスタン自身は立ち直れるのとの手応えを感じていたのかもしれない。
青木にレフト前に弾かれたのは仕方がない。田中にバントで送られたのも想定の内としても、
ここで交代なのか?という思いは強かったように思う。
確かにスタンの立ち上がりは酷かった。これはベンチにとっては誤算であったし、
これ以上傷口を広げては、今後のタイトな日程でスタンを使えなくなるという心配もあったかもしれない。
しかし尻上がりに調子を上げてくるのを期待する余裕がベンチになかったのも事実だった。

 味方ピッチャーがヒットを打たれると、自ら外野からの返球を受け取り、言葉を添えてボールをピッチャーに渡していたブラゼル。
相手の気合いに完全に呑まれていた前回と違って、何とかしなければという意志は伝わっていた。
しかし先発のスタンを早々に見切り、渡辺、福原を打席に送ってイニングを跨がせ、
藤川まで繋ごうかというベンチの意図がことごとく裏目に出てしまうと、
もう試合のリズムもへったくれもなくなってしまう。

 青木に死球を与えて満塁。川端に2ボールとなった時点でルーキーはいっぱいいっぱい。
満塁の2ボールからライトスタンドに運んだ川端は敵ながら天晴だった。
毎年、この時期は敵を褒めている気がする。
まったく、つらい季節ではある。




◎9月27日(火)|ヤクルト17回戦(神宮)18:00開始/18813人/3時間53分
先発:スタンリッジ×村中|スコア:4-8|勝:日高/負:福原
※Tigers DATA lab.

author:ZAto, category:阪神タイガース・野球, 23:59
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